みなさん、仕事で大量のファイル移動やコピーをする機会はありませんか?
その作業が面倒で、億劫で、自動化したいと思ったことはありませんか?
その作業をPythonで自動化をしてみましょう。
このレッスンをみていただくとPythonを使ったファイルのコピー、移動、削除などができるようになり、
最終的にはコードを実行するだけで「ファイルの種類ごとのフォルダを自動作成して、種類ごとのフォルダに自動でコピーをする」ということができるようになります。
以前に定期実行をする動画を出しました。
この動画を組み合わせれば、定期的に特定にあるフォルダにあるファイルを、指定したフォルダにコピーや移動することもできます。
また日付ごとにフォルダに振り分けることもできるでしょう。
さらには、定期的にファイルを移動して、フォルダを削除したりすることもできます。
面倒な仕事をPythonに任せましょう。
キノコードでは、このような自動化のレッスンをたくさんアップしています。
他にもPythonを使った集計のレッスンを多くアップしています。
また、Pythonを使ったデータ集計のレッスン、データをグラフ化するレッスン、人工知能のレッスンもアップしています。
今後は、Webアプリケーション開発の動画や、データ分析に必須のSQLの講座も配信していく予定です。
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それでは、レッスンスタートです。
▼目次
00:00 はじめに
01:31 使用するデータと用語の説明
03:44 ファイルのコピー方法
08:50 ディレクトリの全てのファイル名を取得する方法
12:48 ディレクトリのコピー
14:02 ファイルの移動方法
16:11 ファイルの拡張子の判定方法
19:31 ファイルの削除方法
20:32 ディレクトリの削除方法
21:44 ファイルの種類ごとにフォルダ分けする方法
27:23 おわりに
▼関連動画
Pythonで大量のファイル名を変更する方法|Python自動化のできること
プログラミング学習の始め方|初心者が何から始めればいいか解説します
Python超入門講座
Pandas超入門講座
仕事の自動化の再生リスト
プログラミング初心者がPythonを完全無料で学習する方法
https://youtu.be/FVTSMyh8a9o
たった1分でPythonのプログラミングを始める|GoogleColaboratoryの使い方
https://youtu.be/wMXhZAINYhw
▼書き起こし
それではレッスンに入る前に、今回のレッスンで使用するデータについて解説し、レッスンを進める上で必要な用語解説を3つほどいたします。
copy_fromというフォルダには、画像ファイルのJPGファイル、PNGファイル、エクセルファイル、csvファイルが入っています。
数はそれぞれ、JPGが100枚、エクセルファイル26個、csvファイル26個あります。
これらのファイルをコピーするコードを解説していきます。
また3つほど用語の解説をしていきます。
最初はディレクトリという用語です。
ディレクトリは、コンピュータに保存されているデータをわけたり、まとめたりする「入れ物」のことです。
ディレクトリという単語はフォルダと捉えてもらって問題ないです。
この動画では、フォルダのことをディレクトリと呼んで説明をしていきます。
プログラマやエンジニアは、フォルダのことをディレクトリということが多いので、単語になれておきましょう。
2つ目は拡張子です
拡張子は、ファイルの種類を識別するためのつけられている、「.(ピリオド)」以降の文字列のことです。
つまり、ファイルの種類は拡張子で識別しています。
この動画では、ファイルの種類のことを拡張子と呼んで説明するとがあります。
こちらも覚えておきましょう。
3つめは、パスです。
パスとは、ファイルの場所を示すための文字列のことです。
ディレクトリ名をつなげるとパス名になります。
ディレクトリまでのパスのことをディレクトリパスといい、ファイルまでのパスのことをファイルパスといいます。
例えば、ドキュメントの中にあるKinoCodeというディレクトリに「file_move.ipynb」というファイルがあります。
このファイルパスは、
「/Users/kinocode/Documents/KinoCode/file_move.ipynb」
このファイルのディレクトリパスは
「/Users/kinocode/Documents/KinoCode/」
です。
厳密には、ファイル名を含めない場合でもファイルパスということもありますが、このレッスンでは混乱をさけるため、ファイル名を含めないパスのことをディレクトリパス、ファイル名を含めたパスのことをファイルパスということにします。
“`python
import os
import shutil
“`
まず最初にライブラリをインポートしていきます。
今回は、osとshutil(シャティル)というライブラリを使用します。
osは、基本ソフトウェアの機能を使用するためのライブラリです。
このレッスンでは、ファイル名を取得したり、ディレクトリを作成したり、ファイル名やディレクトリを削除するために使用します。
shutilは、高水準のファイル操作を行うためのライブラリです。
高水準はたくさんのことができるぐらいのイメージで良いと思います。
今回、shutilは、ファイルのコピーなどに使用します。
「import os」「import shutil」と書いて実行します。
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