VBAとは？｜プログラミング言語のVBAについて特徴をまじえて3分でわかりやすく解説します【プログラミング初心者向け】

▼目次
・VBAとは
・開発環境の用意不要
・初心者向き
・VBAでできること
・Excel以外でも使える

▼文字書き起こし
VBA(Visual Basic for Applications)とは、Microsoftが開発したプログラミング言語です。
VBAはMicrosoft Officeアプリケーションのみで使用することができます。
VB(Visual Basic)をもとに作られました。
通常、プログラミングを始める際は、開発環境を用意しなければなりません。
例えば、VBを使用する場合は「Visual Studio」という開発ツールをインストールする必要があります。
VBAはMicrosoft Officeが入っていれば、使用できます。
Officeシリーズは初めからVBAのプログラム実行環境が付属しているので、開発環境を用意する必要がありません。
VBAはExcelやWordを、入力や出力の画面として使うことができます。
そのため、プログラムの実行結果をすぐに確認することができます。
また、リファレンスが非常に豊富なので、初めてプログラミングを経験するのに最適です。
VBAを使ってプログラムを作成することで、同じ処理の繰り返しや、定期的に行う動作を自動化することができます。
新しいシステムを導入すると、時間も費用もかかってしまいますが、VBAは自分好みに必要な機能を手軽に追加できるのが特徴です。
Excelでの勤怠管理を例に説明します。
毎月、繰り返し行う動作は4つあります。
前月のシートをコピー、今月のシートを作成、日付や曜日の変更、勤務時間の入力。
VBAでプログラムを作成すると、繰り返し動作を勤務時間の入力のみに減らすことができ、作業時間の短縮につながります。
VBAを使用することで、Microsoft Officeアプリケーションの機能をカスタマイズ(拡張)することができます。
VBAはExcelで多く使用されていますが、他のOfficeシリーズでも使用することができます。
Excelで作成したグラフを自動でPowerPointに張り付けることや、Word文書を自動でメール送信することができます。
作業効率化だけでなく、計算ミスや入力ミスを減らすこともできます。
VBAは初心者向けの言語ですが、業務で非常に多く使用されているので、幅広い層に使われている言語です。