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はじめてのP:第1週:プログラマになる -プログラミングの魅力を学ぼう!3

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本講座に入る前に知っておきたいプログラミングの基礎の基礎
http://www.nii.ac.jp/service/jmooc/hajimete/

プログラミング入門レベルで必要な基礎知識って

何かありますか?

そうですね、例えば変数と代入

四則演算と代入との組み合わせ

値の種類と配列について

内容を理解していると

この講座で教えていることが

分かりやすいと思います

それでは、ここからは各先生方に

それぞれの内容について

ご説明いただきたいと思います

はい

はじめてのP

変数と代入ってどういうことでしたっけ?

データを保存する仕組みですかね?

そうですね

変数というのはコンピュータが

数値や文字などのデータを記憶する領域

というようにお考えください

この変数には名前を付けることができて

例えば金額を表す変数でしたら

Moneyというような名前を付けると

わかりやすいですね

代入とは変数にデータを記憶させることになります

例えばもし今所持金が100円あるとお考えください

そういった場合はMoneyに100を代入する

というように呼びます

ここにコップと100円玉があります

コップが変数で

この100円玉がデータというようにお考え下さい

代入とは変数にデータを記憶させることですが

それはこの世界では

コップにお金を入れること

というように考えてください

つまり

Moneyに100を代入するということは

コップに100円玉を入れるということになります

なるほど

コップに100円玉を入れる

これをプログラムで書くときのことについて

考えてみましょう

多くのプログラミング言語では

イコール(=)を代入で表現します

イコールって普通数学なんかでは

こっちとこっちは等しいみたいなことで使いますけど

そうですね

プログラミングでは

例えば

money=100

というように書きます

これが

こっちとこっちが等しいという意味ではなくて

100をここの変数に入れるという意味なんですね

moneyに100という数値を代入する

記憶させるというのがこの意味になります

なるほど

逆に等しいというのを表現したいときは

=を2つ書きます

=を2つ?

例えば

50+50==と書くときは

2つ重ねるということですね

そうです、=を2つ並べます

そして100と

こうするとこの式が成り立つわけですね

他にも大小比較を書くことができて

>と<

これは数学と同じ記号を使います

書いてみますね

上に書きますね

100≧

あっこれじゃない

そうです

実は≧と書きたいときは

>を書いてから右に=を書くんです

そうですね

半角英数だと≧がないんですよね

そうですないんですよ

だからバラして書くんですね

並べて書くしかないということになります

この比較を使って

プログラミングではよく場合分けの処理を書きます

例えばif文とかfor文というもので

この条件の式を書くことがあります

それでは池澤さん何か

もしこうだったら何々をするというのを

if文を使って、ちょっと書いてみてください

if 持ってるお金が100円以上だったら

りんごを買う

そうですね

こんな感じですかね

こういう感じで

条件式をifのカッコ( )の中に書いて

それが成り立ったときは

例えばりんごを買うというような命令を

実行することができます

このifやforについては

week2で勉強することができます

楽しみですね

はい、楽しみにしていてください

はじめてのP

続いては

四則演算と代入の組み合わせということなんですけど

プログラミングって

普通に計算ができたりするんですか?

そうですね

100+100みたいな電卓でできる計算というのは

プログラムが凄く計算しやすいものです

なるほど

先ほどこのmoneyに100が入っていたんですけど

例えばここにある100円を

足したりすることができるんですか

はい、できます

足す場合はまず

moneyから値をとってきて

100と一緒に足します

計算した結果

100+100なので200になりますね

その200をいれてあげる

というような形になります

なるほど

先ほど教えてもらったプログラムで書くと

money=100+100ということですよね

こちらの100はあってますね

足し算を使っているのも凄くいいんですけれども

ここの値というのが

今、はじめ100だったので

この計算結果200で合ってるんですけれども

例えば、これに今200が入っています

それのときって、これじゃ計算できないですよね

確かに

これはもう100円が入っている前提ですね

そういうときは

moneyの値を使いたいんですよ

ということを書いてあげるために

ここの100ではなくて

moneyという変数を使います

なので

money=money+100

確かに

これだとmoneyに500円が入っていようと

600円が入っていようと

100円増えるという計算になりそうですね

なります

じゃあ、例えば今200円がmoneyに入っている状態で

money=money+100

というのを実行してみると

結果はどうなるでしょうか

これに100円を加えるので300ですよね

はい、moneyに300が

代入されるということで正解です

はじめてのP

続いては

値の種類と配列ということなんですが

はい、そうですね

これに種類があるということですか

さっきまでは100円が入っていたんですけど

そうですね

さっきまでmoneyという変数には

100とか300とか数字を覚えていました

でもですね

変数に覚えられるのは数字だけではないんです

例えばですね

この「こんにちは」とか

そういったメッセージを入れることもできます

あるいは

「こんにちは」を今度は「プログラミング」に

入れ替えるとか

そういうふうに

こういったキーワードを覚えるとか

挨拶を覚えるとか

そういったこともできます

そういう文字も覚えることができる

そうです

これを先ほどみたいに

プログラミングに直すと

ちょっとこれ、さっき文字が入っていたので

messageという名前にしますね

moneyではちょっとおかしいですもんね

messageという名前の変数に

代入のときには=を使う

プログラミングという文字を入れます

これで代入ができるかというとですね

残念ながらダメです

これは非常におしいんですけど

こうやって=プログラミングって書いてしまうと

変数の名前なのか、それとも文字列なのか

区別がつかなくなってしまうんですよ

今は日本語だったから良かったんですけど

例えばここに英語を書いたら

それが変数の名前なのか

例えばmessageに

moneyと入れたかったとするとですね

message=moneyと書いたときに

moneyの先ほどの変数の値を入れるのか

それともmoneyという文字列を入れるのか

それが区別がつかなくなってしまうんですね

先ほどmoneyに入ってた100を

入れてしまうみたいな可能性もあるわけですね

そこでですね、そういうのを区別するために

こういうときには

こことここにですね

” をつけるというふうにします

” をつけると

これは文字だっていうのがわかるわけですね

そうです

なるほど

こういった感じで変数には

いろんなデータの種類があるんですけど

こうやってですね

変数が覚えるデータの種類のことを

変数の型と呼びます

ということは

この入れ物に種類があるということですか

そうですね

この入れ物には文字列という型をもった入れ物である

そういった情報が実はついてきます

文字専用の入れ物ですよ

数字専用の入れ物ですよというのを

最初に決めておかなければいけない

そうです

型というのは本当にいろいろあって

例えば数字とか文字列を今紹介したんですけど

もう1つ、非常に特殊で便利な型としてですね

配列という型を紹介したいと思います

配列という型はちょっと特殊でですね

先ほどまでずっとコップ1個だったんですけど

コップがですね、増えます

こうやってですね、5つ並べると

これが例えば配列です

これが配列

これを1つの変数だと思うんですね

これが1つの箱

そうです、そうです

この5つで1つ

これが長さ5の配列です

1つの箱にくぎりが5個あるみたいな感じですか

そういう感じです

この配列はそれぞれに

違う値を入れられますので

例えば最初の箱に100を入れて

次にまた100を入れて

その次に200を入れて

次に100を入れて

最後に200を入れると

こういうふうにですね

長さ5の配列には5つの数字を覚える

そういったようなことができるんですね

なるほど、収納ボックスみたいな感じですね

区切りがあるような

正にそうです

これがなぜ便利かというとですね

こういうふうにしたときに例えば

じゃあこれを最初から1個目の場所は1月

次は2月・3月・4月・5月というふうにして

例えばお小遣いの残り残高を1つずつ覚えておくとか

そういうふうにすると

そんな感じですね

連続して数字で名前がつけられた箱

というものをゲットすることができるので

そうやって例えば

1月から5月みたいに

データを覚えることができて便利です

そうですね確かに、ひとつひとつだと

この名前をつけるのが

面倒くさいなと思っていたんですけど

こうやって5つで1つの箱があると

こういう名前を考えなくて良いということですね

そうですね

実はそれ以外にも

便利な点があるんですけど

そういったところはですね

week2で坂本先生が扱ってくれると

いうことなので

楽しみにしておきましょう

楽しみにしたいと思います

というわけで

今回はプログラミングの基礎知識として

変数と代入

そして四則演算と代入の組み合わせ

そして最後に値の種類と配列について

学びました

ありがとうございました

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